【株式市場】NY株反落し日経平均も反落だが自社株買いのトヨタなど材料株は活況

2014年3月27日 12:28

◆日経平均の前引けは1万4308円69銭(168円47銭安)、TOPIXの前引けは1155.58ポイント(16.49ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億7954万株

  27日前場の東京株式市場は、NY株式の反落に加え、シカゴ市場の日経平均先物が昨日の日経平均終値から200円近く下げたため売り先行となり、日経平均は朝方に249円35銭安の1万4227円81銭まで下落。ただ、6年ぶりに自社株買いを発表したトヨタ自動車<7203>(東1)は一時軟化しながらも堅調で、西日本での店舗展開報道があったセブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)とローソン<2651>(東1)も堅調。リアルコム<3856>(東マ)は新株予約権の行使価格を巡る売り一巡とされて急伸。上場2日目のCYBERDYNE(サイバーダイン)<7779>(東マ・売買単位100株)は一時ストップ安の8100円(1500円安)をつけて売買交錯。

  東証1部の出来高概算は10億7954万株、売買代金は9940億円。1部上場1796銘柄のうち、値上がり銘柄数は399銘柄、値下がり銘柄数は1269銘柄。業種別指数は33業種のうち小売り1業種のみ値上がりし、値下がり率の小さい業種は精密機器、ガラス・土石、鉄鋼、電力・ガス、水産・農林、など。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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