前場に注目すべき3つのポイント~好業績銘柄などは冷静に押し目狙い

2014年3月14日 08:20


*08:20JST 前場に注目すべき3つのポイント~好業績銘柄などは冷静に押し目狙い

14日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:波乱の局面も好業績銘柄などは押し目買いの好機か
■外資系証券の注文動向:差し引き570万株の買い越し
■前場の注目材料:好業績銘柄などへは冷静な押し目買い狙いのスタンス

■波乱の局面も好業績銘柄などは押し目買いの好機か

☆日経225想定レンジ:上限14500円-下限14200円

14日の東京市場は波乱含みの展開になりそうだ。13日の米国市場ではNYダウが200ドルを超す下落となり、シカゴ日経225先物(6月限)は一時14300円を割り込む局面をみせている。米国の下落要因は、中国の予想を下回る経済指標やウクライナ情勢の不透明感など、既に織り込まれている材料ではある。しかし、先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)に絡んだ需給要因が加わることで、幅広い銘柄に売りが先行することになりそうだ。

日経平均はギャップ・ダウンから始まり、3日に付けた直近安値14443.10円を割り込んでくることになり、2月安値をボトムとしたリバウンドのトレンドが一気に崩れる。一目均衡表の雲下限での攻防から下放れることにより、遅行スパンは下方転換シグナルを発生させてくるため、投資家心理も悪化することになりそうだ。

メジャーSQ通過後は大幅な下げに対するリバウンドもみられそうだが、需給状況が悪化することにより、積極的な上値追いは考えづらい。ウクライナでは16日にクリミア自治共和国で行われるロシアへの編入の是非を問う住民投票を控えていることも、手控え要因につながりそうである。

一方、大幅な下げによってNISA需要など配当志向の動きは強まりそうである。インデックスに絡んだ需給要因による下げとなるなか、イレギュラー的に下げてくる銘柄も出てくると考えられる。四季報など季刊誌の発売もあって好業績銘柄などへは冷静な押し目買いの動きも出てくるだろう。波乱の局面とはなるが、押し目買いの好機となる状況か。

■外資系証券の注文動向:差し引き570万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1380万株、買い1950万株、差し引き570万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

3月7日(金):130万株の買い越し
3月10日(月):500万株の買い越し
3月11日(火):710万株の買い越し
3月12日(水):50万株の買い越し
3月13日(木):50万株の売り越し

■前場の注目材料

・ウクライナ情勢や中国の景気減速懸念からリスク回避の動き、ドル・円は101円台
・好業績銘柄などへは冷静な押し目買い狙いのスタンス
・クラウドの安全基準、日本発の国際規格に

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:30 閣議後、閣僚会見予定
08:50 日銀金融政策決定会合、議事要旨(2月17-18日開催分)
11:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》

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