日経平均は355円安、リスク回避継続で日中安値圏で弱含む展開

2014年3月12日 14:10


*14:10JST 日経平均は355円安、リスク回避継続で日中安値圏で弱含む展開

14時08分現在の日経平均株価は、14868.31円(前日比-355.80円)で推移。ウクライナ情勢懸念に加え、中国の社債デフォルト(債務不履行)や景況感悪化懸念などで引き続きリスク回避の動きが優勢になっており、後場の日経平均は日中安値圏で弱含む展開。インデックス売りなどから指数寄与度の高いファナック<6954>やファーストリテ<9983>、ソフトバンク<9984>の下げが目立つほか、三井物産<8031>や住友鉱<5713>、三菱マテ<5711>など資源関連の下げもきつい。主力株は全般売り優勢になるなか、電子材料<6855>など動意付いた銘柄に短期資金の矛先が向かう展開になっている。

セクター別では全業種が下落するなか、海運、非鉄金属、その他金融、パルプ・紙、金属製品が下落率上位。値上がり率上位には、電子材料<6855>、JCU<4975>、シンフォニア<6507>、FJネクスト<8935>、ディップ<2379>などがランクイン。値下がり率上位には、星光PMC<4963>、クボテック<7709>、東芝機<6104>、日新鋼HD<5413>、リブセンス<6054>などがランクイン。売買代金上位には、ソフトバンク<9984>、トヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友FG<8316>、野村HD<8604>などがランクインしている。《KO》

関連記事

最新記事