日経平均は289円安、ウクライナや中国企業のデフォルト懸念でリスク回避先行

2014年3月12日 10:12


*10:12JST 日経平均は289円安、ウクライナや中国企業のデフォルト懸念でリスク回避先行

10時11分現在の日経平均株価は、14934.31円(前日比-289.80円)で推移。クリミア自治共和国の議会がウクライナからの独立を決議したこと、中国企業の社債が新たにデフォルト(債務不履行)になる可能性があるとの観測が浮上していることなどを背景に11日の米国株式市場が下落、その流れを受けて日経平均は大幅反落でスタート。為替相場でもリスク回避的な動きが先行しており、寄り付き後の日経平均は弱含みとなり15000円を割り込む展開。円高を受けてトヨタ<7203>など主力輸出関連のほか、非鉄市況の下落で三井物産<8031>など資源関連が軟調に推移している。

セクター別では全業種が下落するなか、鉱業、石油・石炭、保険、精密機器、証券が下落率上位。値上がり率上位には、FJネクスト<8935>、ヤマダSXL<1919>、大末建<1814>、JCU<4975>、カカクコム<2371>などがランクイン。値下がり率上位には、星光PMC<4963>、クボテック<7709>、東芝機<6104>、ツガミ<6101>、CVSベイ<2687>などがランクイン。出来高上位には、みずほFG<8411>、神戸製鋼<5406>、シャープ<6753>、新日鉄住金<5401>、三菱UFJ<8306>などがランクインしている。《KO》

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