国内銀行に初の女性トップが誕生
2014年3月7日 15:05
*15:05JST 国内銀行に初の女性トップが誕生
野村ホールディングス(HD)<8604>は5日、4月1日付で傘下の野村信託銀行社長に真保智絵執行役員(48)が就任すると発表した。信託を含む国内の銀行で女性がトップに就くのは初めて。
真保氏は1989年に早稲田大学法学部を卒業、野村証券(現野村HD)に入社。資本市場部やエクイティ部、秘書室などを経て、2010年6月に野村HD経営企画部長に就任、12年から執行役員を務め、現在は経営企画やアジア戦略を担当している。また、米スタンフォード大学で経営学修士(MBA)を取得している。真保氏は、野村信託銀行社長就任後も野村HD執行役員(バンキング担当)を兼務する。
野村HDはグループ全体の女性管理職比率が13%を超えており、東京証券取引所と経済産業省から2013年度の「なでしこ銘柄」26社のうちの1社として選定されている。「なでしこ銘柄」は、東証一部上場企業の中から業種ごとに、女性が働き続けるための環境整備を含め女性人材の活用を積極的に進めている企業を紹介するもので、具体的には、女性のキャリア支援、仕事と家庭の両立支援、二つの側面からスコアリングを行い、各業種上位企業の中から株主資本利益率(ROE)の基準を満たす企業が選定される。
女性ならではの視点から金融業界に新しい風を吹かせることができるのか、また同社内外で女性の管理職登用が続くのか注目したい。《YU》