きょう米雇用統計発表へ、労働市場改善の確認でドル高にも

2014年3月7日 09:37


*09:37JST きょう米雇用統計発表へ、労働市場改善の確認でドル高にも
日本時間きょう7日午後10時30分には、2月の米雇用統計が発表されます。

ブルームバーグがまとめた市場コンセンサスでは、非農業部門の雇用者数(事業所調査、季節調整済み)が前月比14万9000人増加し、前回1月の11万3000人から増加ペースが加速すると予想されています。また、2月の失業率は6.6%が見込まれており、前月から横ばいになる見通しです。

1月の非農業部門雇用者数は予想を大きく下回りましたが、これは寒波の影響が大きいと推測されています。一方、2月の統計では寒波の影響がほぼなくなり、前月実績を上回るとの見方が優勢です。

米労働省が6日発表した先週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は32万3000件となり、前の週から2万6000人減少して昨年11月末以来の低水準となりました。市場予想の33万6000件も下回り、米雇用環境への楽観的見方が同日のドル上昇を促しました。

2月の雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想と一致あるいは上回った場合、米労働市場の改善傾向に変化はないとの見方からドルは対円で上昇する見込みです。また、13-14万人ほどの増加でも米量的金融緩和の縮小ペースは変わらないとの観測もあります。

ただ、非農業部門雇用者数が改善しても失業率が上昇するシナリオも考えられ、ドル・円相場の先行きは予断を許さないところ。なお、失業保険給付の打ち切りで職探しを諦めた人が増える場合が想定できるため、2月の失業率が6.5%まで低下しても不思議ではないとの意見もあります。

(フィスコ・リサーチ・レポーター)《RS》

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