相次ぐ 2015年春の新卒採用計画
2014年3月6日 15:11
*15:11JST 相次ぐ 2015年春の新卒採用計画
みずほフィナンシャルグループ(FG)<8411>は5日、2015年春の新卒採用計画を発表した。
グループ一括方式で採用するみずほFGは、持ち株会社と傘下銀行合計の新卒採用予定者を14年に比べ300人増の1365人へ約3割拡大し、2年連続で1000人を超える新卒者を採用する。
みずほFGとみずほ銀行、みずほ信託銀行の総合職に当たる「基幹職」を1割程度、一般職相当の「特定職」を6割程度、それぞれ拡大し、女性についても、成長戦略の柱として登用を後押ししている政府に呼応する形で大幅に増やすという。
また、三菱東京UFJ銀行の新卒採用数も50人増の1550人で、5年連続前年を上回る採用となることが分かった。総合職と事務・窓口業務中心の「アソシエイト職」の採用数を据え置く一方、勤務地が限定的で業務もリテール(個人取引)などに特定される「総合職(特定)」を50人増やす。
昨年末のリクルートホールディングスが行った2015年春卒業予定の大学生・大学院生を対象にした採用見通し調査の結果によると、採用数が「増える」と答えた企業は13.3%と、前年より3ポイント増え、4年連続で改善していた。
実際、この他、シャープ<6753>は大学、高校(短大、高専、専門学校含む)合計で14年度の約3倍の300人、4年ぶりに300人を超える新卒採用を決めており、全日本空輸(ANA)<9202>は客室乗務員の新卒採用を14年度入社の458人から約1割増、この10年間で最大の500人程度と決めている。また、リストラに一区切りのついたパナソニック<6752>も、2015年春の新卒者の採用を倍増させることを決めている。
景気の回復に伴い、大企業の採用意欲が高まってきていることは明らかだ。この流れが、企業の大多数を占める中小企業にも広がることを期待したい。《YU》