日経平均は49円高、GPIF絡みの報道で再度プラス圏に切り返す

2014年3月6日 10:12


*10:12JST 日経平均は49円高、GPIF絡みの報道で再度プラス圏に切り返す

10時11分現在の日経平均株価は、14947.30円(前日比+49.67円)で推移。米地区連銀経済報告(ベージュブック)でほとんどの地区で見通しが「依然、楽観的」とされたことからドル・円が若干円安に振れており、日経平均は小幅高でスタート。

寄り付き後は、明日7日に米2月雇用統計の発表を控えるなか、米2月ADP雇用統計の予想下振れなどを受けて手掛けづらい状況になっているほか、木曜日は下落するというアノマリーも心理的な重しになっており、買い一巡後の日経平均は一時マイナス圏に転じる場面も。売り一巡後は、厚生省専門委の草案でGPIFに「国内債中心の運用」を求めずと一部で伝わったことから再度プラス圏に切り返すなど方向感に欠ける展開になっている。

セクター別では、鉄鋼、証券、銀行、情報・通信、輸送用機器などが上昇する一方、鉱業、空運、その他製品、陸運、金属製品などが下落。値上がり率上位には、クミアイ化<4996>、冶金工<5480>、澁谷工<6340>、電子材料<6855>、古河電池<6937>などがランクイン。値下がり率上位には、新日科学<2395>、ビットアイル<3811>、パル<2726>、イオン北海<7512>、ユニチカ<3103>などがランクイン。出来高上位には、冶金工<5480>、みずほFG<8411>、日鉄住金<5401>、神戸製鋼<5406>、NEC<6701>などがランクインしている。《KO》

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