【株式市場】NY株急伸しウクライナの不透明感が後退し日経平均は大幅続伸

2014年3月5日 12:32

◆日経平均の前引けは1万4942円78銭(221円30銭高)、TOPIXの前引けは1217.50ポイント(13.39ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億5128万株

 5日前場の東京株式市場は、NY株式の急反発227ドル高を受けてウクライナ情勢の影響が後退したとの見方が広がり、日経平均の先物主導で主力株にインデックス買いをもたらす展開。為替が円高気味のためトヨタ自動車<7203>(東1)は軟調など自動車株は重かったものの、富士通<6702>(東1)やコマツ<6301>(東1)、三井物産<8031>(東1)や川崎汽船<9107>(東1)などが高く、三菱地所<8802>(東1)や大手銀行株、証券株も強い。マグネシウム電池の不二サッシ<5940>(東2)や紙媒体から情報発進できるフィルム型ビーコンのアプリックスホールIPディングス<3727>(東マ)、英国企業との提携が伝えられたオンキヨー<6628>(JQS)など材料株も高い。

 東証1部の出来高概算は10億5128万株、売買代金は9578億円。1部上場1786銘柄のうち、値上がり銘柄数は1290銘柄、値下がり銘柄数は359銘柄。業種別指数は33業種のうち32業種が値上がりし、値上がり率の大きい業種は不動産、ガラス・土石、その他金融、情報通信、保険、など。値下がりしたのは空運のみ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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