後場に注目すべき3つのポイント~ロボット関連に資金、材料株での短期値幅取り狙いに
2014年2月20日 12:17
*12:18JST 後場に注目すべき3つのポイント~ロボット関連に資金、材料株での短期値幅取り狙いに
20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・ロボット関連の一角が動意、材料系の銘柄に個人の資金シフト
・ドル・円は102円00銭付近、中国の景況感悪化懸念などで上げ渋る展開
・サイバーダイン<7779>の上場承認でセック<3741>などロボット関連に資金
■ロボット関連の一角が動意、材料系の銘柄に個人の資金シフト
日経平均は大幅に続落。248.39円安の14518.14円(出来高概算12億9000万株)で前場の取引を終えた。続落で始まった日経平均は、2月の中国HSBC製造業PMI(速報値)が予想を下回ったことをキッカケに下げ幅を拡大。先物市場での大口売りや円相場は1ドル101円台に突入するなか、日経平均は14500円割れ寸前まで下げている。
東証1部の騰落銘柄は値下がり数が全体の8割を占めている。セクターではパルプ紙を除いた32業種が下げており、海運、保険、その他金融、機械、精密機器、非鉄金属、銀行、電気機器などの弱さが目立つ。そのなかで物色は個人主体による材料株にシフト。筑波大学発のロボットベンチャー、サイバーダイン<7779>の東証マザーズ上場承認を受けて、ロボット関連銘柄が軒並み強い値動きをみせていた。
朝方発表された1月の貿易統計では、貿易収支は2兆7900億円の赤字と、過去最大を大幅に更新。しかし、この発表後も円相場は円安に振れる動きはみせず、市場の関心は中国の経済指標にあったようだ。そのHSBC製造業PMIは48.3にとどまり、市場予想(49.5)を大きく下回った。発表直後には大証225先物は14680円レベルから、一気に14530円辺りまで急落。その後もじりじりと下げ幅を拡大させており、一時14500円を割り込んでいる。
指数インパクトの大きい銘柄では、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>、京セラ<6971>、ホンダ<7267>など総崩れであり、反転は期待しづらいところである。日銀によるETF買いが期待されるほか、5日線レベルまでの下げにより、いったんは下げ渋りが意識される水準でもあるが、積極的なリバウンドは期待薄だろう。一方、ロボット関連の一角が動意をみせている。個人主体の売買が中心であろうが、材料のある銘柄に資金が向かいやすい。
■ドル・円は102円00銭付近、中国の景況感悪化懸念などで上げ渋る展開
ドル・円は102円00銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が弱含みに推移していること、中国の景況感悪化懸念、22-23日のG-20財務相・中央銀行総裁会議への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.3730ドルから1.3754ドルで推移。米国の景況感悪化懸念を受けて堅調推移。ユーロ・円は、140円08銭から140円46銭で推移。
12時15分時点のドル・円は102円00銭、ユーロ・円は140円29銭、ポンド・円は170円11銭、豪ドル・円は91円24銭付近で推移。上海総合指数は、2153.89(前日比+0.53%)で推移している。
■後場のチェック銘柄
・日経平均は中国の景況感悪化懸念などで下げ幅拡大、先物動向を注視
・サイバーダイン<7779>の上場承認でセック<3741>などロボット関連に資金
・外部環境の不透明感で全体相場は手掛けづらい、値動きの軽い材料株での値幅取り狙いに
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
14:00 森本日銀審議委員、記者会見
14:00 1月全国スーパー売上高(12月:前年比-0.3%)
16:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》