エスプール Research Memo(7):人材ソリューション事業は企業業績の回復などがフォローに
2014年2月19日 18:33
*18:33JST エスプール Research Memo(7):人材ソリューション事業は企業業績の回復などがフォローに
■業績動向
○人材ソリューション事業
人材ソリューション事業の今期売上高は前期比4.6%増の3,460百万円、営業利益は同7.6%増の271百万円と増収増益を見込む。人材派遣の市場環境は、企業業績の回復に加えて、2014年度には一部規制緩和の方向で派遣法の改正が見込まれるなどフォローの風が吹く見通しだ。一方で、競争も激化しているが、エスプール<2471>では専門性の向上を推進し、高付加価値サービスの提供に注力していくことで売上の拡大を図っていく方針だ。具体的には、顧客ニーズの高いグループ型派遣の強化や、テレマーケティング、事務センター、試験運営などアウトソーシング(BPO)案件の受注獲得に注力していく。
一方で、収益性の改善を進めるため、派遣スタッフの定着率向上によるオペレーションコスト(スタッフ募集費など)の低減を図るほか、業務フローの見直しによる生産性の改善、1拠点ごとの売上最大化(=販管費率の低減)などを目指していく。インフラ部分(支店や人材)に関しては既に前期までに投資を完了しており、今期は増収効果によって利益率の改善を図る年となる。売上高営業利益率では前期比0.2ポイント上昇の7.8%を見込んでいる。
売上の内訳としては、主力の携帯販売、コールセンター業務が前期比13%増の2,658百万円と拡大基調が続く一方で、クレジットカード会員獲得やロジスティクス関連の派遣を中心としたその他業務が同17%減の802百万円となる見通し。なお、短期派遣(労働契約が30日以内の派遣)の比率は2011年11月期の6割から2013年8月期は3割と低下傾向にあり、今期も2割程度まで低下する見通しとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《SY》