ユーロ週間見通し:国債購入プログラム(OMT)の司法判断と新興国通貨不安への警戒感から上げ渋る展開か

2014年2月15日 15:58


*15:58JST ユーロ週間見通し:国債購入プログラム(OMT)の司法判断と新興国通貨不安への警戒感から上げ渋る展開か
■ユーロ強含み、米国債償還・利払いのユーロ買い

ユーロ・ドルは、やや堅調に推移した。米国債償還・利払いを受けたユーロ買い、ドイツ10-12月期やユーロ圏10-12月期の国内総生産(GDP)を受けて、1.3562ドルから1.3715ドルまで上昇した。ただ、欧州中央銀行(ECB)高官は、「ディスインフレ懸念が高まった場合、マイナス金利の可能性がある」と指摘し、ユーロが一時上げ渋る場面もあった。
先週のユーロ・円は、やや弱含み。新興国通貨不安を受けたリスク回避の円買いで、140円30銭から一時138円68銭まで下落したが、週末前は主に139円台後半で推移した。

取引レンジ:ユーロ・ドル1.3562ドル-1.3715ドル、ユーロ・円138円68銭-140円30銭

■欧州連合司法裁判所による国債購入プログラム(OMT)の司法判断

今後のユーロ・ドルは、欧州連合司法裁判所による国債購入プログラム(OMT)への司法判断への警戒感、欧州中央銀行(ECB)によるストレステスト(健全性審査)への警戒感などから、上げ渋る展開が予想される。今週のユーロ・円は、新興国通貨不安などからリスク回避の円買い圧力が強まる展開が予想される。

主な予定は、18日(火):(ユーロ圏)12月経常収支、(ユーロ圏)2月ZEW調査、(独)2月ZEW調査、20日(木):(ユーロ圏)2月PMI製造業、(ユーロ圏)2月PMIサービス業、(ユーロ圏)2月PMI総合景気指数

予想レンジ:ユーロ・円136円00銭-141円00銭/ユーロ・ドル1.3300ドル-1.3800ドル《FA》

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