インドのタタ自動車が大幅高、第3四半期は純利益が約3倍に
2014年2月11日 13:46
*13:46JST インドのタタ自動車が大幅高、第3四半期は純利益が約3倍に
タタ自動車(SENSEX指数構成銘柄):374.85ルピー(+2.98%)=13:45時点
ムンバイ市場で大幅高。同社が前日10日夕に発表した2013年10-12月期(第3四半期)連結決算では、純利益が前年同期比195%増の480億4800万ルピーとなり、市場予想(ブルームバーグ)の351億ルピーを大きく上回った。売上高は同39%増の6353億6100万ルピーで、こちらも予想の6111億ルピーを上振れ。
英子会社「ジャガー」「ランドローバー」(JLR)の貢献が連結業績を押し上げた形で、JLRの税引き後利益は前年同期2億9600万ポンド(約500億円)から6億1900万ポンドに急増した。
第3四半期のJLRの新車販売台数(メーカー出荷ベース)は前年比22.7%増の11万6357台。タタ自動車単独では35.7%減の13万2087台にとどまり、国内外の景気格差が明確に示された決算となった。
BNPパリバ証券によると、JLRのEBIT(利払い税引き前利益)マージンは13.5%に達し、ヒストリカルトレンドを200ベーシスポイント以上上回る高水準。2014年も商品構成や販売台数見通しは良好と評価し、タタ自動車の目標株価を450.00ルピーから475.00ルピーに引き上げた。投資判断は「バイ」に据え置き。
【企業概要】自動車大手。設立は1945年で、従業員数は国内外で約6万人に上る。乗用車、ユーティリティ・ビークル(UV)、トラック、バスなどを国内外で製造・販売する。乗用車ではコンパクトモデルの「インディカ」「インディゴ」、UVでは「サファリ」「スモウ」、小型商用車では「エース」ブランドが有名。2008年1月には1台11万ルピーという世界で最も安い小型乗用車「ナノ」を発表し話題を集めた。《RS》