(香港)新興国不安、HSBCやスタンチャートなど欧州系銀行のリスク増大
2014年2月6日 10:37
*10:38JST (香港)新興国不安、HSBCやスタンチャートなど欧州系銀行のリスク増大
新興国経済や通貨安への不安が長期化すれば、HSBC(00005/HK)やスタンダード・チャータード(スタンチャート:02888/HK)など欧州系銀行の抱えるリスクが一段と増大する恐れがある。国際決済銀行(BIS)のデータによると、欧州の銀行は昨年9月末時点で欧州系銀行の新興国向け融資は3兆米ドル(約300兆円)を超えており、米銀の4倍まで拡大しているという。
ロイターによれば、特にリスクの大きい金融機関として、スペインのバンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)、サンタンデール銀行、オーストリアのエルステ銀行、英国のHSBC、スタンダード・チャータード、イタリアのウニクレディトの6行が名指しされている。
これら6行は、「フラジャイル5(脆弱な5つの国)」と呼ばれるブラジル、南アフリカ、トルコ、インドネシア、インドへのエクスポージャーが大きい。中でもサンタンデール銀行については、2013年度利益のうち23%をブラジル事業が占めており、危険度が高いと指摘されている。《NT》