【木村隆のマーケット&銘柄観察】キーコーヒーは消費者の本物志向を受け業績は絶好調
2014年2月3日 11:06
キーコーヒー <2594> の好業績に改めて評価が高まっている。1月31日に発表された、今2014年3月期の第3四半期累計決算は売上げが414億8800万円と前年同期比1.2%の微減となったが、営業利益は17億7100万円と同28.4%の大幅増益となった。
コーヒー業界は、コーヒー生豆相場が最高値圏を脱し、落ち着きを取り戻してきたものの、急激な円安進行により輸入原材料の価格が上昇している。こうした状況下で「品質第一主義」の経営理念に基づき、「ブランド強化」、「収益力の強化」及び「グループ連携強化」を3つの柱に、新たな事業領域の開拓、生活者のニーズに応える新商品の開発やお取引先に対し企画提案型の営業活動を行っていることが実を結んでいる。
コーヒー関連事業は業務用市場では、「トアルコ トラジャ コーヒー」や「氷温熟成珈琲」(2013年度公益社団法人氷温協会『優秀技術賞』受賞)など差別性の高いプレミアムコーヒーの拡販活動を推進し、家庭用市場では、春夏商品として「氷温熟成珈琲 マンデリン」と「リッチブレンド」を詰合わせた「ドリップ オン バラエティパック」、秋冬商品としては、「ドリップ オン 氷温熟成珈琲オリジナルブレンド」などを発売した。個人消費に本物を求める流れが鮮明になっており、同社の差別性の高いプレミアムコーヒーが消費者に受け入れられる時代を迎えつつあると推定される。
今期の第3四半期累計決算の営業利益は17億7100万円と、通期の営業利益見通し13億7000万円(前期比44.8%増)を上回っている。前期、前々期と第4四半期決算は営業利益が損失となっているが、今期は3四半期累計の利益高水準で、先行き増額への期待感が高まりそう。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【木村隆のマーケット&銘柄観察】アイネットはワンストップサービスを強化し利益成長を目指す(2013/01/28)
・【株式評論家の視点】中西製作所は5営業日続落だが、好買い場、第2四半期の増額に続き第3四半期に期待(2013/01/28)