28日の中国本土市場概況:まちまち、「理財商品」のデフォルト回避で金融関連に買い戻し

2014年1月28日 17:02


*17:02JST 28日の中国本土市場概況:まちまち、「理財商品」のデフォルト回避で金融関連に買い戻し

28日の中国本土市場はまちまち。上海総合指数は前日比5.21ポイント高(+0.26%)の2038.51、深セン成分指数は同11.79ポイント安(-0.15%)の7740.75で取引を終えた。上海市場は前日終値を挟んでこう着感の強い展開を示した。

中国工商銀行が販売した一部の理財商品(高利回り金融商品)のデフォルトリスクが回避できたことが投資家の不安心理を後退させた。また、中国人民銀行(中央銀行)が今日28日に総額1500億元(約2兆5500億円)の買いオペを実施したことも流動性不足懸念を緩和させた。そのほか、デベロッパーの増資が約3年9カ月ぶりに解禁されたことも同セクターの買い戻し材料となった。

一方、外部環境の不安が解消されていないことが引き続き警戒材料。また、28-29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催に加え、本土市場は31日から旧正月連休に入るため、積極的な買いは手控えられた。

セクター別では、製薬関連が大幅高。H7N9型鳥インフルエンザの感染拡大が買い材料となった。また、エコカー関連も高い。李克強首相が大気汚染を食い止めるため、エコカーの推進を加速させる方針を示したことが好感された。一方、最近の上昇で買われ過ぎ感が強まり、旅行や食品など連休特需銘柄に利益確定売りが広がった。《KO》

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