浅利慶太の恩師、加藤道夫原作による『思い出を売る男』開幕
2014年1月20日 14:00

日本を代表する作曲家 林光による音楽と、劇団四季創設メンバーである浅利慶太、日下武史らの高校の恩師である加藤道夫原作による『思い出を売る男』が1月19日より自由劇場にてスタートした。
『思い出を売る男』は、敗戦のうらぶれた街角を舞台にオルゴールとサクソフォンを奏でながら“思い出”を売る男と、彼の音楽によって思い出を呼び覚まされてゆく通りすがりの人間たちの姿を描いたストーリー。
劇団四季の創設メンバーの1人でもあり。今回乞食役として舞台に立つ日下武史は「僕たちは恩師である加藤道夫先生に導かれて、演劇の道を歩み始めました。それから六十年、加藤先生の演劇に対する想いを受け継ぎながら仕事を続けています。この作品は加藤先生が戦後の廃墟に見た幻影です。先生の描かれた劇的な世界を損なうことなく語るよう努めたいと思います。」とコメントした。
◎公演情報 劇団四季『思い出を売る男』 日程:2014年2月2日(日)公演分まで発売中 会場:自由劇場