注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンク、岩谷産業、ミクシィなど
2014年1月17日 11:34
*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンク、岩谷産業、ミクシィなど
ソフトバンク<9984>:8821円(前日比-69円)
マイナス転換。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断を「中立」から「買い」に格上げしている。目標株価も10000円にまで引き上げているようだ。アリババのIPO、スプリントのネットワーク整備やそれに伴う新サービスの導入などが、一段と評価を押し上げる契機となりうると考えているもよう。また、第3四半期業績の見た目は良くなさそうだが、成長シナリオに疑問を提示するものではないとしている。買い一巡後は全体相場の下げ幅拡大に連れて、マイナス圏に転じる展開に。
岩谷産業<8088>:671円(同+73円)
大幅に3日続伸。JXHD<5020>が低コストの水素供給に乗り出すといった報道をきっかけに、一昨日から人気化する状況だが、本日はジェフリーズの新規買い推奨が一段の評価材料につながる格好へ。目標株価は740円に設定されているようだ。また、原発再稼働の不透明感なども強まる中、新エネルギー関連銘柄には関心が向かいやすい地合いでもある。
フジクラ<5803>:519円(同+36円)
急反発。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、コンビクション・リストに採用している。FPCにおける戦略の軌道修正の恩恵、光ファイバー・部品事業での円安メリット、自動車事業におけるシェアアップの恩恵などによる業績回復を、株価はまだ織り込む余地があると判断しているもよう。また、過去のように自社株買いを積極的に進めるスタンスが確認された場合、ポジティブに捉える動きも強まると見ている。目標株価は485円から570円に引き上げている。
不二越<6474>:709円(同+53円)
大幅に3日続伸。前日の前引け後に発表した決算が引き続き評価材料となっている。第4四半期の収益急回復、受注の順調な拡大、今期の最高益更新見通しなど、評価ポイントは数多いもよう。大和では、現状の投資判断「3」の見直しを検討するとしており、セクター平均PERと同水準の750円程度は視野に入ると捉えているようだ。
ワコム<6727>:685円(同-20円)
軟調。メリルリンチ(ML)では業績予想を下方修正、目標株価を引き下げており、売り材料につながっているとみられる。第3四半期営業利益は31億円と想定、市場予想を10億円ほど下回ったとみているもよう。ブランド製品の販売低調などで前年同期比減益になったと予想しており、成長イメージを損なう可能性も否定できないと。通期営業利益は会社計画98.3億円に対して82億円と予想へ。
イビデン<4062>:2060円(同-51円)
売り優勢。米インテルが決算を発表しているが、その後の時間外取引で下落しており、インテル関連として位置付けられる同社などの売り材料となっている。インテルの10-12月期実績は、売上高が上振れしたものの、利益は市場予想をやや下振れ。1-3月期見通しはほぼ市場予想通りとなっている。事前に期待感が高まった反動も強まったもよう。
三菱地所<8802>:2916円(同-8円)
底堅い。本日は数百億円規模と見られる投信設定があるが、東京圏の経済活性化によってメリットを受ける銘柄が組み入れ対象になることで、同社などの大手不動産株には需給期待が高まる格好のようだ。また、不動産株には海外投資家の資金流入観測などもあるもよう。
ワイヤレスG<9419>:4170円(同+180円)
買い優勢。新たな事業として、Wi-Fi環境イネーブラー事業の開始を発表したことが好材料視されている。無線LAN環境構築を要望するクライアント向けにクラウド型のWi-Fi環境サービスソリューションを開発。Wi-Fi環境の構築支援に加えて、アクセスポイントが利用者のアクセス状況をモニタリングし、収集した動態データを基に同社でビックデータ解析を行いクライアントへの提供が可能となると。
ミクシィ<2121>:7010円(同-140円)
売り先行。バンカメ・メリルが投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」へと引き下げたことが嫌気されている。初の自社ゲームアプリ「モンスターストライク(モンスト)」のヒットで急騰となったものの、根幹のmixi事業で利用者と収入減が続き、モンスト以外に成長材料を見出しにくい状況では継続的に高株価は維持できないと指摘している。なお、目標株価については1510円から1880円へと引き上げへ。
ADWAYS<2489>:2703円(同+155円)
大幅反発。子会社のアドウェイズチャイナが、O2O(Online 2 Offline)やスマートフォンを利用した位置情報連動型のサービスで業界トップクラスの実績を持つアイリッジ社と提携したと発表したことが材料視されている。O2Oソリューション「popinfo(ポップインフォ)」の中国マーケットでの提供を開始しており、中国におけるビジネス展開の加速に期待感が高まっている。《KO》