日経平均は51円安でスタート、米インテルの時間外下落などで利食い優勢

2014年1月17日 09:20


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;15695.46;-51.74TOPIX;1292.56;-1.83

[寄り付き概況]

 日経平均は小幅続落で始まった。16日の米国市場は米銀行大手、シティグループの冴えない決算や12月の住宅市場指数が予想を下回ったことが嫌気されダウは反落。シカゴ日経225先物清算値は大証比70円安の15650円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好に。また、米半導体大手インテルの時間外で下げていることや円相場が円高に振れていることも利食いに向かわせた。一方、指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>は、ゴールドマン・サックス(GS)による格上げが観測されるなかで買いが先行し、日経平均を下支えする格好に。セクターでは情報・通信が上昇率トップのほか、サービス、不動産、鉄鋼、建設、銀行などが小じっかりで始まった。一方で、金属製品、パルプ・紙、保険、ゴム製品、電気機器、機械、その他金融、鉱業などが冴えない。売買代金上位では、高安まちまちであり、ソフトバンクのほか、エナリス<6079>、三菱自<7211>、シャープ<6753>、OLC<4661>などが堅調。半面、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、パナソニック<6752>、ファナック<6954>が冴えない。《KO》

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