【中国の視点】米国は日本より中国重視、本音は「日中政治対立に巻き込まれたくない」
2013年12月27日 08:11
*08:11JST 【中国の視点】米国は日本より中国重視、本音は「日中政治対立に巻き込まれたくない」
日本の外務省が発表した米国内の世論調査によると、中国をアジアで最も重要なパートナーと考えている米国人は39%で、日本の35%を上回ったという。また、日米安全保障条約を維持すべきだと回答したのは67%と、前年の89%を大幅に下回った。
中国の専門家は、米国政府は自国の利益を第一に考えており、同じ問題でも中国と日本とで対応が違うと指摘。バイデン副大統領の訪日と訪中時の言動が米外交の両面性を物語っていると強調した。中国による防空識別圏の設定について、副大統領は日本では「アジア太平洋地域の緊張を高める」と中国を批判。一方、中国を訪問した際には、まるで記憶を喪失したかのように識別圏について一言も触れなかったという。
また、米政府が「中国脅威論」を維持する背景については、日本との軍事協力強化を通じてより多くの軍事品を日本に売り込みたいだけだと分析された。
専門家は、日中間の政治対立に巻き込まれたくないのが米国の本音だと指摘。米政府は尖閣問題を日米安保条約の範囲内だと主張する一方、尖閣諸島の主権問題については一貫して中立な立場を取っている。この理由として、中国政府が主権問題について強硬な態度を取ることを米政府が認識しているためだと指摘された。今後の米政府の対応について、核心となる主権問題を除き、表面的には日本を支持する態度を継続すると予測されている。《ZN》