NYの視点:緩和策の縮小もmeasured paceになるのか

2013年12月27日 07:02


*07:02JST NYの視点:緩和策の縮小もmeasured paceになるのか

報道によると、2名の地区連銀総裁が、緩和縮小の決定に対する支持を表明した。一人は、リッチモンド地区連銀のラッカー総裁で、もう一人はダラス地区連銀のフィッャー総裁だ。米CNBCとの会見でラッカー総裁は、「指標を踏まえると、今回の決定はある意味、確実なものだったとも言える」と述べたそうだ。ラッカー総裁は2014年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持たない。

ただし、ダラス連銀のフィッシャー総裁は、投票権を有する。同総裁は、米フォックス・ビジネスの番組に出演し、「200億ドル規模の緩和縮小でも市場はそれに対応できたと思う」との見解を述べている。

米FRBは量的緩和策の段階的な縮小に着手したが、縮小が一定のペースで実行されるかどうか、現時点では定かではない。ただ、かつてグリーンスパン前FRB議長は0.25%幅で連続的に利上げを行ったことがある(measured paceでの利上げ)。そのことを考えると、毎回のFOMC会合で100億ドル規模の緩和策縮小が決定されても不思議ではないかもしれない。よほどのことが起きない限り、量的緩和策は2014年中に終了することが濃厚だ。《KO》

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