注目銘柄ダイジェスト(前場):三菱自動車、NTT、JT、メディアドゥなど
2013年12月24日 11:33
*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):三菱自動車、NTT、JT、メディアドゥなど
三菱自動車<7211>:1105円(前日比+51円)
大幅反発。先週末に業績予想の上方修正を発表、通期営業利益は1000億円から1200億円に、純利益は700億円から1000億円に上方修正している。為替の円安進行、並びに、ピックアップトラックのタイ販売好調などが背景に。今後の優先株の償却、復配などの実現性が一段と高まる状況のようだ。
NTT<9432>:5470円(同-20円)
もみ合い。政府が保有株の一部を売却する方針を固めたと報じられている。売却額は1000億円程度を想定と。また、政府では13年度の補正予算でも保有株を売却して約1500億円を賄う考えと。政府保有株の売却には自社株買いで対応すると見られ、一株当たりの資産価値向上につながることになるが、年間3000億円程度の自己株式取得は想定内でもあり、特にポジティブな反応は強まっていない。
JT<2914>:3270円(同-95円)
さえない。週末の報道では、海外子会社のCEOが18日付で退任していたことが明らかになったと伝わっている。これを受けてゴールドマン・サックス(GS)では、事実であるとすればネガティブとの評価。同社の営業利益の約6割を稼ぎ、利益の成長ドライバーである重要子会社のCEOが、14年度の事業計画を既に策定済みとなるこの時期に、唐突に退任するのは想定外のシナリオと指摘。
東光<6801>:355円(同+15円)
年初来高値を更新。先週末の引け後に業績予想の上方修正、並びに復配を発表、好感材料とされている。12月期純利益は19億円の従来予想から25億円に増額修正、生産改善や固定費削減の効果に加えて、法人税等調整額の負担減少も寄与した。業績上振れに関しては想定線とも受け止められるが、3円の復配実施は想定外と見られインパクトに。06年3月期以来、決算期変更を含めると8期ぶりの復配となる。
藤倉ゴム工業<5121>:520円(同+80円)
ストップ高。マグネシウムを電極に使う新型の電池を東工大と開発したと報じられている。同電池を動力とする車の走行試験に成功しているもよう。来年には、携帯電話用と一人乗り電気自動車用の電池を実現したいとされている。成長期待が高い分野であり、中長期的な業績インパクトなどを期待する動きが先行へ。
岡部<5959>:1182円(同+70円)
大幅続伸。大和では投資判断を新規に「1」格付け、目標株価を1600円としている。建設業界で省力化の新しい解決策を継続的に開拓していること、収益体質の変化などを高く評価しているもよう。前12月期の建設関連製品の営業利益率は9.1%、80年代後半の水準をほぼ四半世紀振りに更新しているようだ。
OTS<4564>:203円(同-74円)
急落。膵臓がんに対するがんペプチドカクテルワクチン療法剤第3相臨床試験の進捗がネガティブ材料視されている。第三者機関である効果安全性評価委員会において第 3回中間解析が実施され、主要評価項目である全生存期間の有意な延長を達成する可能性が低いことが示されたため、試験の早期中止を勧告されたと。同社はこの勧告を受けて、臨床試験を速やかに中止することを決定している。
メディアドゥ<3678>:10580円(同+1500円)
ストップ高。同社や日本アクア<1429>、ブイキューブ<3681>など、直近IPO銘柄の一角が強含んでいる。本日マザーズ市場に上場したヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090>の人気化などが刺激材料となり、値動きの軽い直近IPO銘柄には短期の値幅取り資金が向かいやすいようだ。なお、同社については先週末に、KADOKAWA<9477>が同社のコンテンツ配信システムを活用し「LINE マンガ」へのコンテンツ提供を開始すると発表していた。《KO》