米株式:上昇、SP500現物の50日移動平均線は1768

2013年12月19日 00:31


*00:31JST 米株式:上昇、SP500現物の50日移動平均線は1768

米株式市場

サポートで買いが入るマーケットが続いており、SP先物(3月限)は週初16日オーバーナイトに50日移動平均線1753.5に接近した安値1754からリバウンドし短時間で30程戻したが、それ以降は18日まで大きな動きを見せていない。現在、現物SPXは1768の50日移動平均線に1%未満にまで近づいている。債券購入に関しては17-18日の連邦公開市場委員会後の19日は2回に渡る購入で合計60-75億ドルが予定されている。20日には3ヵ月に一度のオプション決済日の「クアドプル・ウィッチング」を控える。

17-18日の連邦公開市場委員会に関しては、景気と労働市場の改善、ワシントンでの政治動向などを踏まえれば12月会合での縮小準備は整ったとの見方もあるものの、依然として来年の縮小予想が市場では圧倒的。ウォール・ストリート・ジャーナル紙のヒルゼンラス氏は年末縮小への逆風に連銀の2%ターゲットとは逆の方向に向かっているインフレ動向を挙げている。同氏は今回縮小が発表される可能性を60%と曖昧にしている。

モーガンスタンレーにおいては、14:30PMのバーナンキ議長プレスカンファレンスにおいて四半期ごとのカンファレンスを今後毎回行うことを発表するだろうと予想している。連銀の動向に関する憶測では縮小の他にも購入期間設定などや失業率6.5%目標引き下げなどもある。

10日夕方に民主・共和党が財政協議の合意に至ったことが明らかになっているなか、17日、共和党クルーズ議員が反対に票を入れたもようだが上院は両党による予算案を進めていくことを可決している。なお、債務上限に関しては、ホワイトハウスが16日に大統領は債務上限に交渉余地はないと繰り返している、としていたが、17日午後に上院のマコネル共和党議員は「来年に共和党が債務上限を無条件で受け入れるか、疑問」としている。ムーディーズは17日夕方、「米国Aaaソブリン格付けは安定的」との見解を示している。

マクロ経済では今朝の住宅関連のデータ(住宅着工+建設許可)を受けてゴールドマン・サックスが第4四半期GDP予想を1.9%から2.1%に引き上げている。

個別銘柄では、運送のフェデックス(FDX)が14年の国内経済成長を2.4%と予想している。以前は2.5%で、同会社は成長予想を引き下げている。なお、多くのエコノミストによると来年成長は加速するとのこと。

S&P 500は3.42高の1784.42前後で推移、ナスダック総合指数3.53ポイントの4020.15ポイント、ダウ平均株価は60.87ドル高の15936.13ドル前後で推移(日本時間24時20分時点)。《KG》

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