(中国)来年のGDP成長率、8%超える可能性も=市場の見方

2013年12月13日 12:02


*12:02JST (中国)来年のGDP成長率、8%超える可能性も=市場の見方
ドイツ銀行のエコノミストはこのほど、中国の成長余力は過小評価されているとし、来年の国内総生産(GDP)成長率が8.6%に達する可能性があるとの見通しを示した。これは市場コンセンサスの7.5%前後を大幅に上回る水準となる。輸出需要の回復や景気刺激のための規制緩和など、来年は中国経済を押し上げる要素が複数存在すると分析している。

なお、今年1-9月期のGDP成長率は7.7%となっており、中国政府の年間目標である7.5%を達成できる可能性が高まっている。ただ、新指導部の進める各種の経済・社会改革により、来年は成長率が鈍化するとの見方も多く、政府目標も7.0%に引き下げられる可能性が一部で指摘されている。《NT》

関連記事

最新記事