(中国)人民元相場が高値更新、強い貿易統計や基準値の高値設定を受け

2013年12月9日 11:26


*11:26JST (中国)人民元相場が高値更新、強い貿易統計や基準値の高値設定を受け
9日の上海外国為替市場で人民元の対米ドル相場が上昇。日本時間午前11時20分現在、1米ドル=6.0729元で推移し、為替改革以降の最高値を更新している。8日に発表された中国の貿易統計が強い内容となったことに加え、中国人民銀行(中央銀行)がこの日の取引基準値を過去最高値となる1米ドル=6.1130元に設定したことが元高要因となっている。

中国の税関総署が8日発表した11月の貿易統計は、輸出が前年同月比12.7%増、輸入が同5.3%増となった。うち輸出の伸び率は前月の5.6%から加速し、市場予想の7.0%を大きく上回った。また、貿易黒字は338億米ドルとなり、2009年1月以来の高水準を記録した。《NT》

関連記事

最新記事