NY為替:ドル・円は102円85銭、良好な米11月雇用統計を受けて量的緩和縮小観測が強まる
2013年12月7日 07:01
*07:01JST NY為替:ドル・円は102円85銭、良好な米11月雇用統計を受けて量的緩和縮小観測が強まる
6日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は102円18銭から102円97銭まで上昇し102円85銭で引けた。良好な米11月雇用統計を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)が速やかに資産購入に踏み切るとの見方にドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.3620ドルまで下落後、1.3706ドルへ反発し1.3700ドルで引けた。良好な米雇用統計を受けたドル買いが優勢となったのち、ユーロクロス絡みの買いが加速。ユーロ・円は、良好な米雇用統計や超党派の財政協議での合意期待を受けた株高に連れ139円61銭から141円02銭へ上昇した。
ポンド・ドルは、1.6294ドルへ下落後、1.6393ドルへ反発。ドル・スイスは、0.8984フランへ上昇後、0.8913フランへ反落した。
[経済指標」
米・11月非農業部門雇用者数:前月比+20.3万人(予想:+18.5万人、10月:+20.0万人←+20.4万人)
米・11月失業率:7.0%(予想:7.2%、10月:7.3%)
米・10月個人所得:前月比-0.1%(予想:+0.3%、9月:+0.5%)
米・10月個人支出:前月比+0.3%(予想:+0.2%、9月:+0.2%)
米・10月PCEコア価格指数:前年比+1.1%(予想:+1.1%、9月:+1.2%)
米・12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:82.5(予想:76.0、11月:75.1)
米・10月消費者信用残高:181.86億ドル(予想:145億ドル、9月:162.93億ドル←137.37億ドル)《KO》