【株式市場】13時頃から円安が再燃し日経平均は反発となり材料株物色も活発
2013年12月6日 16:22
6日後場の東京株式市場は、13時頃から円安基調が再燃し1ドル102円台に入ったため、週末売買日とあって売り手の買い戻しなどが増え、軟調だったトヨタ自動車 <7203> や海外売り上げ割合5割の武田薬品工業 <4502> が堅調に転換。パナソニック <6752> は一段ジリ高。材料株物色は引き続き活発で、政府がエネルギー基本計画で原発を評価と伝えられたことを好感して関西電力 <9503> や木村化工機 <6378> が高く、ゲーム関連株はミクシィ <2121> (東マ)が後場一段上げて連日のストップ高、たまごっちの版権を保有するウィズ <7835> (JQS)やサイバーステップ <3810> (東マ)もストップ高。
本日新規上場となったバイオベンチャーのオンコリスバイオファーマ <4588> (東マ)は9時58分に公開価格2600円を35%上回る3500円で売買が成立し初値を形成。その後3750円まで上げ、後場は売買交錯となり大引けは3530円。分子標的抗がん剤や抗エイズウイルス薬などを研究開発。
東証1部の出来高概算は20億5857万株、売買代金は1兆9583億円。1部上場1764銘柄のうち、値上がり銘柄数は947(前引けは777)銘柄、値下がり銘柄数は637(前引けは819)銘柄。
また、東証33業種別指数は30業種(前引けは16業種)が値上がりし、値上がり上位は精密機器、金属製品、電力・ガス、保険、機械、など。一方、値下がりした業種は鉱業、その他金融、その他製品だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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