日経平均は反発、米雇用統計を控えて様子見ムードが強まる
2013年12月6日 15:26
*15:26JST 日経平均は反発、米雇用統計を控えて様子見ムードが強まる
日経平均は反発。今晩の米雇用統計を控えて様子見ムードが強まり、強弱感の対立する展開となった。後場は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用方針に関する報道をきっかけに円安進行となり、大引けにかけて先物主導で上昇幅を拡大した。
大引けの日経平均は前日比122.37円高の15299.86円となった。東証1部の売買高は20億5857万株、売買代金は1兆9583億円。業種別では、精密機械や金属製品、電気・ガス、保険、機械、海運、電気機器、鉄鋼、化学などが堅調。一方、鉱業やその他金融、その他製品が下落した。
個別では、ホンダ<7267>やマツダ<7261>、富士重<7270>などが堅調。また、コマツ<6301>やファナック<6954>などもしっかり。その他、中部電<9502>や関西電<9503>など電力株が強い動きとなった。一方、キヤノン<7751>やJT<2914>などが軟調。楽天<4755>やドワンゴ<3715>など、ネット関連株も利益確定売りに押された。《OY》