ウォール街のバブルが終わる時

2013年12月6日 13:13


*13:13JST ウォール街のバブルが終わる時
バブルとは、投資家・投機家が、上昇する資産価格がファンダメンタルを反映していないことを認識していないことから、創造される。


史上最高値を更新しているNYダウの上昇トレンドは、バーナンキ第14代FRB議長による量的緩和による流動性供給によって支援されている。

米国連邦準備理事会(FRB)によるテーパリング(量的緩和縮小)は、失業率が6.5%以下に下落した時に始まるが、米国の失業率は依然として7%台で推移しており、2008年9月のリーマン・ショック時の水準6.1%から程遠い水準にある。


イエレン第15代FRB議長の金融政策の指針「最適コントロール」によると、利上げの時期は2015年後半と示唆されている。

NYダウがバブルの様相を呈しつつあるものの、イエレン第15代FRB議長がパーティーのパンチボールを片付ける時期が2015年ならば、2014年もウォール街のパーティーは続くことになる。《MY》

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