【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ストリームは下値固め完了!持ち前の急伸近い

2013年11月22日 09:17

  パソコンなどのネット通販を展開するストリーム <3071> (東マ)の株価は軟調展開が続いたが、下値固めが完了して調整のほぼ最終局面だろう。第3四半期累計(2月~10月)の業績発表が接近して動意の可能性もありそうだ。

  パソコン、家電製品、デジタルカメラなどを販売するネット通販サイト「ECカレント」などの運営を主力として、自動車関連塗料、食品、太陽光関連部材などの販売も手掛けている。テレビやパソコンの需要低迷、ネット通販と家電量販店の競争激化など厳しい事業環境が続いているが、商品仕入れ・販促活動の強化、販売価格の適正化、粗利益の確保、販管費の削減、さらに他社ネット通販の運営を支援するEC支援事業も強化して収益改善を目指している。

  今期(14年1月期)の連結業績見通し(8月29日に減額修正)は、売上高が前期比21.6%減の177億24百万円、営業利益が10百万円(前期は10億54百万円の赤字)、経常利益が14百万円(同10億40百万円の赤字)、純利益が2百万円(同12億37百万円の赤字)の黒字化としている。第2四半期累計(2月~7月)は粗利益改善や販管費削減などの効果で、前年同期に比べて営業赤字幅が縮小した。通期ベースでも粗利益改善などの効果が期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、安値圏の4万4000円近辺から水準を切り上げて、10月31日に4万8800円まで上伸した。その後は反落して足元では概ね4万5000円近辺で推移しているが、9月の安値4万3500円まで下押す動きは見られない。4万4000円近辺で下値固めは完了しているようだ。

  11月21日の終値4万4850円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS73円89銭で算出)は607倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1万3657円09銭で算出)は3.3倍近辺である。週足チャートで見ると、下値を固めて26週移動平均線を突破する動きを強めている。第3四半期累計業績の発表が接近して動意付く可能性もあるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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