大幸薬品 海外向け医薬品好調、除菌消臭剤「クレベリン」は大幅に伸長

2013年11月14日 08:59


*08:59JST 大幸薬品---海外向け医薬品好調、除菌消臭剤「クレベリン」は大幅に伸長

大幸薬品<4574>は12日、第2四半期(4-9月)業績を発表。売上高が前年同期比28.5%増の42.43億円、営業利益が同162.3%増の14.39億円、四半期純利益が同143.2%増の11.16億円だった。10月9日に第2四半期業績予想を売上高で6.0%、営業利益で29.0%、四半期純利益で30.6%上方修正していたが、これに沿った着地だった。

セグメント別では医薬品事業の売上高が前年同期比7.0%増の30.42億円、セグメント利益は同25.0%増の14.86億円だった。国内向けは、主力製品「正露丸」「セイロガン糖衣A」の販売が落ち込んだが、海外では重点エリアとする中国・香港市場での販売が堅調。円安効果もあり、国内の減少を海外向けの増加が上回った。

感染管理事業の売上高は同166.3%増の11.89億円、セグメント利益は5.07億円(前年同期は0.42億円の損失)の黒字に転じた。一般用製品は、春先の中国による鳥インフルエンザ報道を背景とした需要増に加え、秋口以降に流行する季節性インフルエンザなどの感染症に備える小売店からの受注が例年よりも早まり、主力製品「クレベリン ゲル」などの販売が大幅に伸びた。また、業務用製品についても、ゲル剤および「クレベリンカートリッジ(車両用)」などが伸長した。

その他事業では、木酢液を配合した入浴剤や園芸用木酢液などの製造販売を行っている。売上高は同3.5%増の1100万円、セグメント損失は900万円の損失(同1000万円の損失)だった。

通期については、売上高が前期比0.8%増の75.00億円、営業利益が同2.7%増の11.50億円、純利益は同13.2%減の9.00億円とする期初計画を据え置いている。

大幸薬品<4574>は「ラッパのマークの正露丸」で圧倒的な知名度を持つ一般用医薬品メーカー。「クレベリン」のブランドで除菌・消臭製品も手掛けており、家庭用から介護施設、教育機関、ホテルなどで効果を発揮。《FA》

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