日本株見通し:ドル高・円安基調で堅調スタートか、売り方ショートカバーも意識

2013年11月13日 09:00


*09:00JST 日本株見通し:ドル高・円安基調で堅調スタートか、売り方ショートカバーも意識

13日の東京市場は底堅い相場展開になりそうだ。12日の米国株式相場は、ダウが反落、ナスダックが続伸と、まちまちの展開。イエレン次期FRB議長の公聴会を14日に控えて、手控えムードとなった。また、量的緩和の縮小のタイミングに関して強弱感が混在していることも手掛けづらくさせているようである。

一方、シカゴ日経225先物清算値は大証比55円高の14605円となり、円相場は1ドル99円台半ばでの推移となるなか、日経平均は堅調なスタートになろう。また、米国の量的緩和縮小の時期が来年4月とのコンセンサスから、来年1月との見方が大勢となってきている。アトランタ連銀総裁は、12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で緩和縮小を決定する可能性は十分にあるとの見解を示している。円相場はドル高・円安基調が高まり、1ドル100円が迫ってきており、日経平均についても直近の上値抵抗として意識されている14800円辺りへの意識が高まりそうである。

しかし、ここに来ての上昇はインデックスに絡んだ商いが中心。先物主導であり、インデックス買いが途切れれば直ぐさま値を消す可能性はある。また、緩和メリット・内需系への物色持続を見極めたいとのムードも燻りそうである。足元でトレンドを崩していたソニー<6758>、日産自<7201>、コマツ<6301>辺りが本格的なリバウンドに移行するかを見極めるところでもあろう。

ただ、もう一段のリバウンドをみせてくるようだと、売り方のショートカバーが意識されてくる。日経平均は直近2日間で500円上昇しており、利益確定の売りが意識されやすいところではある。しかし、利益確定を吸収しつつプラス圏を維持するようだと、下値不安が後退する格好となり、年末に向けての一段高を意識したトレンド形成が強まることになろう。《TN》

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