【編集長の視点】サンフロンティアはもみ合い、中堅不動産株は好業績も材料出尽くし感を強め高安マチマチ
2013年11月6日 10:46
<マーケットトーク>
サンフロンティア不動産 <8934> は、30円高の1195円と急反発して始まったあと、20円安と値を消し前日終値を挟むもみ合いに変わっている。前日5日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計決算を発表、大幅続伸して着地し、市場コンンセンサスを大きく上回り、3月通期業績に対して順調な利益進捗率を示したことを評価して内需関連の割安株買いが再燃、利益確定売りも交錯している。
中堅不動産株は、同社のほか4社が、前日大引け後に今期2Q累計決算を発表、いずれも決算発表に先立って発表した上方修正値をクリアするなどの増収増益、大幅増益転換の好業績を示したが、材料出尽くし感も強めて利益確定売りも交錯する銘柄もあり、高安マチマチとなっている。住友不動産販売 <8870> が、95円高の3170円と4営業日ぶりに急反発し、日神不動産 <8881> が、13円安の768円、FJネクスト <8935> が、12円安の550円、グランディハウス <8999> が、6円安の342円とそれぞれ反落している。
サンフロンティアの2Q累計業績は、前年同期比70%増収、2.5倍経常増益、80%純益増益と大幅に続伸し、純利益は、市場コンセンサスを10億円超オーバーした。期初予想の3月通期業績対比の利益進捗率も、72~71%と目安の50%を上回った。青山支店を開設するなど東京都心部のビル・オーナー向けへの営業を強化するとともに、リプランニング事業でテナント誘致や改修など販売物件の価値を最大化して6棟を販売、賃貸ビル事業でも商品化中のリプライニング物件からの賃料収入が増加したことなどが寄与した。3月通期業績は期初予想を据え置き、通期純利益は、26億円(前期比4%増)と見込んでいる。
株価は、全般相場急落の悪地合下、6万4000円安値まで突っ込み、株式分割(1対100)の権利取りで12万8000円まで上値を伸ばして権利を落として落ち後安値1002円まで調整、落ち理論株価をやや下回る1100円台で下値固めを続けてきた。前日に閣議決定された国家戦略特区法案の関連株思惑も波及して、1年前にスタートした「アベノミクス相場」の初動段階での急騰・大化けも連想、内需株人気を再燃させ戻りを試す展開も想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【飛び乗り飛び降りコーナー】古河電気工業は日経平均採用の中で出遅れ目立つ、決算に期待(2013/10/31)
・【狙い場・買い場】三信電気は3月通期業績を先回り買いし大幅に割安修正余地(2013/10/31)