サムスン、世界初の画面が曲がるスマホを販売

2013年10月13日 16:23

 韓国大手の電子製品メーカーのサムスン電子は、ボディの全体を湾曲させることの出来るスマートフォン「GALAXY ROUND(ギャラクシーラウンド)」を、10月10日に韓国で発売すると発表した。韓国以外の国や地域での販売については、明らかにされていない。サムスン電子としては、この商品をきっかけに、米アップルから利用者を奪いたい考えがあるようだ。また、こうした湾曲可能で壊れにくいスマートフォンの登場は、身体に装着することの出来るスマートフォンに道を示すきっかけともなりそうだ。

 サムソン電子は、「湾曲可能のボディは操作がしやすく、独自の操作性を生むことが出来た」とコメントしている。また、「湾曲させることが出来る」といった機能以外にも、電源がオフとなった状態でも「GALAXY ROUND」を水平面に置き、左右に傾けば日付や時間、留守番電話、バッテリー残量などが確認出来、また、音楽再生中に「GALAXY ROUND」を傾けば、次の曲に移動することが出来るなど、様々な機能も搭載されている。

 米アップルとの競争に打ち勝つために、サムスン電子はこれまでにもハードウェアに新たな技術を活用した様々な機種を、低価格で販売してきた。今年は主力モデルである「S4」のほかに、腕時計型スマホ「ギャラクシーギア」や、タブレット端末「ノート」の新モデルなどを投入している。

 サムスン電子は、「世界で初めての湾曲可能なスマートフォンを発売することにより、サムスン電子がモバイル機器の革新をリードしていることを、改めて裏付けることが出来た」とし、「これからも様々な革新的な製品を販売することで、利用者らに新しい経験をプレゼントする」とコメントした。

 「ギャラクシーノート」シリーズから派生する形で販売されるこの「GALAXY ROUND」だが、ディスプレーのサイズは5.7インチ(約14.4センチ)で、わずかに縦の方向に湾曲していて、「ギャラクシーノート3」よりも軽量で、持ちやすくなっている。

 また関係者によれば、同じく韓国の電子製品メーカーであるLG電子も、湾曲可能なディスプレーを採用したスマートフォンを11月に販売する予定だ。8日、LG電子はそうした「湾曲可能のスマートフォン」に搭載するための電池の生産を開始したことを明らかにした。(編集担当:滝川幸平)

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