30日の中国本土市場概況:続伸、上海自由貿易区関連に買いも連休前で上値は限定的
2013年9月30日 17:02
*17:02JST 30日の中国本土市場概況:続伸、上海自由貿易区関連に買いも連休前で上値は限定的
30日の中国本土市場は続伸。上海総合指数は前営業日比14.64ポイント高(+0.68%)の2174.67、深セン成分指数は同42.28ポイント高(+0.50%)の8514.57で取引を終えた。
上海総合指数は終日プラス圏で推移。昨日29日に「上海自由貿易試験区」が開設されたことを受けて、関連銘柄の一角にあらためて買いが向かった。また、新規株式公開(IPO)の早期再開観測が再び後退したことも支援材料に。ただ、本土市場は明日10月1日から国慶節の大型連休(7日まで)に入るため、積極的に買い進む動きは見られなかった。
また、HSBC版の中国景況感指数が下方修正されたことも、一部で買い手控えにつながったもよう。HSBCがこの日の寄り付き後に発表した9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)確報値は50.2と、速報値の51.2から下方修正された。
個別では、上海自由貿易試験区に拠点を置く上海外高橋(600648/CH)が上昇。また、百視通(600637/CH)がストップ高水準まで買われた。中国当局は同区の開設に併せて、第1陣の進出企業36社を発表。これには、百視通と米マイクロソフトとの合弁ゲーム会社が含まれている。このほか、大型連休を前に観光・ホテル関連の上昇も目立った。
半面、中国石油化工(600028/CH)、中国石油天然気(601857/CH)がともに上げ渋り、変わらずで引けた。中国政府が30日付で、石油製品の基準価格を引き下げたことが嫌気された。また、宏源証券(000562/CH)が大幅安。幹部らが公安当局の調査を受けているとの報道が嫌気された格好で、その他の証券株にも売りが波及した。《KO》