日経平均は57円安、売り一巡後は下げ渋る展開
2013年9月24日 10:14
*10:14JST 日経平均は57円安、売り一巡後は下げ渋る展開
10時13分現在の日経平均株価は、14684.62円(前営業日比-57.80円)で推移。金融政策や債務上限問題への不透明感から米国株式市場が下落、ドル・円も円高に振れたことから、日経平均は100円超の下落でスタート。ただ、中国の景況感改善や明日25日が3月、9月期決算企業の配当権利取り最終日になるため、配当取り狙いの動きが下値をサポート格好となり、売り一巡後については下げ渋る展開に。その一方、米国動向の不透明感から積極的な上値追いは限定的となり、引き続き値動きの軽い材料株などでの短期値幅取り狙いの動きが物色の中心になっている。
セクター別では、鉄鋼、パルプ・紙、化学、その他製品、医薬品などが上昇する一方、鉱業、保険、金属製品、不動産、精密機器などが下落。値上がり率上位には、ラサ工<4022>、日コンベヤ<6375>、TYK<5363>、巴<1921>、東京鉄<5445>などがランクイン。値下がり率上位には、テーオーシー<8841>、NECフィール<2322>、植木組<1867>、三住建設<1821>、ネクスト<2120>などがランクイン。出来高上位には、熊谷組<1861>、みずほFG<8411>、新日鉄住金<5401>、神戸製鋼<5406>、長谷工<1808>などがランクインしている。《KO》