NY原油先物週間見通し:伸び悩みか、地政学的リスクの低下が意識される可能性

2013年9月21日 18:51


*18:51JST NY原油先物週間見通し:伸び悩みか、地政学的リスクの低下が意識される可能性

■NY原油先物
安値:104.40ドル
高値:108.15ドル
終値:104.75ドル
前週末比(騰落率):-2.59%

■下落、原油供給不安は一段と緩和される

原油先物は下落。シリアの化学兵器を国際的な管理下に置く取組みが進展していることが評価され、原油供給不安は一段と後退した。リビア政府が原油増産計画を発表したことも材料視されたようだ。米量的緩和策の縮小見送りは原油先物にとってプラス材料となったが、上値は重いままだった。


■伸び悩みか、地政学的リスクの低下が意識される可能性

想定レンジ:103.00~107.00ドル

原油先物は伸び悩みか。リビアの原油生産が急増していること、イランのロウハニ大統領は核兵器の開発はしないと表明したことが材料視されそうだ。米国の債務上限引き上げに関する政府と議会の予算審議が難航していることも原油先物の上昇を抑制する一因として意識されているようだ。《TN》

関連記事

最新記事