日経平均は軟調推移で56円安、値動きの軽い低位建設株での値幅取りに
2013年9月17日 14:13
*14:14JST 日経平均は軟調推移で56円安、値動きの軽い低位建設株での値幅取りに
14時11分現在の日経平均株価は、14348.47円(前営業日比-56.20円)で推移。後場の日経平均は、米FOMC会合の結果を見極めたいとのムードが強まるなか、ソフトバンク<9984>など通信各社の下げが嫌気されたほか、断続的な先物への売りから下げ幅を拡大する展開。また、麻生財務相発言「法人税率下げ、常識的には難しい」なども上値抑制要因となっている。米FOMC待ちで全体的に手掛けづらい状況になっているものの、個人を中心とする物色意欲は旺盛。世紀東急<1898>が一時ストップ高になるなど、値動きの軽い低位建設株での短期値幅取り狙いの物色が活発となっている。
セクター別では、卸売業、空運、証券、繊維製品、電気製品などが上昇する一方、情報・通信、海運、医薬品、小売業、食料品などが下落。値上がり率上位には、世紀東急<1898>、淺沼組<1852>、デイシイ<5234>、東都水<8038>、ホウスイ<1352>などがランクイン。値下がり率上位には、ヒトコム<3654>、電算<3640>、第一三共<4568>、KDDI<9433>、フジテック<6406>などがランクイン。売買代金上位には、三住建設<1821>、鉄建<1815>、ソフトバンク<9984>、大豊建<1822>、冶金工<5480>などがランクインしている。《KO》