日経平均は続伸スタート、円高で輸出関連は手掛けづらい状況に

2013年9月17日 09:22


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;14456.99;+52.32TOPIX;1190.55;+5.27

[寄り付き概況]

 連休明けの日経平均は続伸で始まった。16日の米国株式相場は、NYダウが大幅に続伸し、約1ヶ月ぶりに一時15500ドルを回復。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大証比160円高の14480円となり、サヤ寄せする格好でのスタートに。ただ、円相場が1ドル99円台前半とやや円高に振れており、トヨタ<7203>など輸出関連は手掛けづらい状況に。また、KDDI<9433>、ソフトバンク<9984>、NTTドコモ<9437>など通信が揃って弱い動きをみせており、日経平均の重しに。セクターでは、鉱業、非鉄金属、鉄鋼、証券、機械、ガラス・土石、石油・石炭が小じっかり。半面、通信のほか、保険、電力・ガスが小安く始まっている。売買代金上位では、通信のほか、三菱地所<8802>、三井不<8801>など大手不動産や、ファナック<6954>、日東電工<6988>が冴えない。一方で、三井住友建<1821>、鉄建<1815>、大成建<1801>など建設の一角のほか、ソニー<6758>、冶金工<5480>、キヤノン<7751>などが堅調。《KO》

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