個別銘柄戦略:米FOMCでの緩和策縮小は織り込み済み、海外投資家の資金流入期待が支援

2013年9月17日 09:07


*09:07JST 個別銘柄戦略:米FOMCでの緩和策縮小は織り込み済み、海外投資家の資金流入期待が支援

今週のFOMCにおける緩和策の縮小も織り込み済みであるほか、縮小幅は限られるとみられ、安心感が強まっていくことになろう。加えて、サマーズ氏のFRB議長辞退を受けて、先行きの縮小スピードもマイルドになっていくとの見方が強まろう。短期的に為替の円高がある程度進行しても、大きなネガティブ材料にはつながりにくいとみる。本日は外資系証券寄り前フローも大幅な買い越し、海外投資家の資金流入期待など需給面もフォローに。

物色は内需関連株に関心がより強まる公算。大型台風の通過を受けて、地盤整備などのインフラ関連には、短期的な関心の高まりが想定される。足元で出遅れ感が目立つ不動産セクターなどにも関心が向かう可能性。ゲームショウの接近は、ゲーム関連株への期待材料にもつながっていこう。《KO》

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