【編集長の視点】コタは実質の連続最高純益更新、増配も見直し再燃

2013年9月13日 09:18

<銘柄ウオッチ>

  コタ <4923> (東2)は、800円台下位の下値固め場面で売買高が増加に転じるなど動意含みとなっており、今3月期の実質3期連続の過去最高純利益更新や、実質増配を見直し、割安修正買いが再燃する展開が見込まれる。きょう13日大引け後には女性限定のIR(投資家広報)セミナーの開催も予定しており、下値は仕込みチャンスとなろう。

  同社の今期業績は、売り上げ61億4000万円(前期比10%増)、経常利益10億200万円(同13%増)、純利益6億1600万円(同2%減)と予想している。売り上げは、全国の美容室と密接に販売・コンサルティング提携している「旬報店」が、前期に前々期比101軒増の1355軒となったが、今期末にはさらに145軒増の1500軒に拡大を計画し、「旬報店」の売り上げが、前期実績で全体の65%を占めただけに、16期連続の増収に貢献する。これに加えて主力商品の「コタ アイ ケア」を拡販、さらに昨年3月に竣工した京都工場の稼働開始も寄与する。

  純利益は、前期までの2期連続の過去最高からの小幅減益を見込んでいるが、これは前期に京都工場建設に関連して京都府からの補助金収入1億5000万円を特別利益に計上しており、この一巡で減益となるもので、実質は3期連続の過去最高更新となる。また今期配当は、18円(前期実績18円)を予定しているが、今年3月末割り当てで実施した株式分割(1対1.1)を勘案すると実質増配となる。

  株価は、今期第1四半期業績が、利益構成比のウエイトが下半期に高い会計特性上、連続減益で着地したことで818円まで下ぶれダメ押しした。PER14倍台の割安修正への再発進が近そうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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