【中国から探る日本株】尖閣国有化1年、フフホト市の旅行会社が日本ツアー再開
2013年9月12日 08:03
*08:03JST 【中国から探る日本株】尖閣国有化1年、フフホト市の旅行会社が日本ツアー再開
日本政府が尖閣諸島を国有化してから、11日で1年が経った。日中関係の悪化を受けて訪日中国人の数は依然としてマイナスが続いているものの、足元では明るい話題も出ている。複数の現地メディアによると、フフホト市(内モンゴル自治区)では今月に入り、多くの旅行会社が日本ツアーを再開させているという。
尖閣問題を受けて対日感情が急速に悪化した昨年9月には、中国各地の旅行会社が日本ツアーの催行を停止。その後、徐々に再開されていたが、フフホト市のように最近まで停止状態の続いている都市もあった。しかしながら、今年7月には中国国際航空が、やはり尖閣問題のあおりで運休していた北京-那覇線の運航を再開。航空便の復活や反日感情の落ち着きなどを考慮し、旅行会社もツアー再開に踏み切ったようだ。
尖閣問題を巡っては、政治的に大きな進展は見られない。ただ、時間の経過とともに民間や経済レベルでの交流回復が進み、訪日中国人が増えていけば、日本の百貨店や家電量販店、ホテルなど消費関連セクターにとっては追い風となるだろう。
なお、日本政府観光局(JNTO)の最新統計によると、今年1-7月の訪日中国人数(推計値)は前年同期比28.0%減の67万6200人だった。主要国からの訪問数が軒並み2桁増となる中で、中国は唯一のマイナスとなった。《NT》