米株式:上昇、2営業日連続でギャップアップ
2013年9月10日 23:49
*23:49JST 米株式:上昇、2営業日連続でギャップアップ
米株式市場
2営業日連続でS&Pはギャップアップし、50日移動平均線を上回った水準で推移している。9日は、2日のレイバーデー、先週末にユダヤ教の新年が終わる中で、出来高の回復が望まれたが、商いは薄かった。本日も現在までで、主要指数は大きな出来高には欠けている。
14年1月で任期が切れた後に退任するとの見方が多いバーナンキ議長の後任への行方に関しては、筆頭候補とされるホワイトハウスの元経済顧問のサマーズ氏に関して、シティグループのワイル元CEOが「サマーズ氏の手腕には並ならぬ信頼を置いている」と発言している。
債務上限問題に関してはベイナー下院議長、リード上院院内総務、マコネル上院議員、ぺロシ下院院内総務が12日に協議の場を設けるもよう。
9日、投票権を持たないサンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁が、「連銀による縮小協議は健全なこと」と述べていたが、これ以降は17-18日の連邦公開市場委員会、その後のバーナンキ議長によるプレスカンファレンスまで連銀幹部による発言・講演の類は予定されていない。一方で先週末に明らかになった8月雇用統計後も9月縮小開始を見込む声は多い。「雇用統計は、小規模の9月縮小を示唆している」(ムーディーズ)、「17-18日の連邦公開市場委員会後に縮小が発表されるとのシナリオを防ぐほどに弱い数字ではないが、縮小規模は少額になるだろう」(ゴールドマン・サックスのハッツイアス氏)としている。
地政学的リスクに関しては、ロシアが、攻撃を避けられるのならばシリアは化学兵器を放棄するべき、との見方を示しているなか、シリアがこの案を受けいれるとの報もあるが、ホワイトハウスのカーニー報道官は本日朝方に「外交に発展が見られる」としながらも、「大統領は今夜シリア攻撃への支持を求める」としている。ケリー国務長官は、「提案を待ってはいるが、多くの時間は取らない」としている。
個別銘柄では、ダウ30銘柄にアルコア(AA)、バンク・オブ・アメリカ(BAC) 、ヒューレット・パッカード(HPQ)と入れ替えにヴィザ(V)、ナイキ(NKE)、ゴールドマン・サックス(GS)が今月9月20日から構成銘柄に加わるとのこと。
S&P 500は9.78高の1681.49前後で推移、ナスダック総合指数17.50ポイント高の3723.68ポイント前後で推移、ダウ平均株価は100.12高の15163.24ドル。(日本時間23時25分時点)。《KG》