日本マクドナルド、9月13日より新しい価格設定モデルを導入
2013年9月10日 11:45
日本マクドナルドは、2013年9月13日より、新しい価格設定モデルを全国のマクドナルド店舗に導入する。
日本マクドナルドでは、同社独自の価格決定手法に則り、客数、客単価、販売構成比のシミュレーションを行い、顧客の価値認識を向上し、ビジネスパフォーマンスを向上していくための最適な価格設定を行っている。新しい価格設定モデルは、いくつかの商圏の店舗において今年4月から検証を実施しているもので、今回新価格として全国に導入する。
具体的には、都道府県別の6区分であった地域別価格を、今後は商圏別にきめ細かく9区分に細分化する。100円台の商品ライン「バリューピックス」や、390円からの「マックランチ」といった顧客から好評を得ているメニューについては価格を据え置く。また、約300店舗においてハッピーセットを値下げする。
日本マクドナルドによると、今回の価格調整の対象となるのは全体の40%未満になるという。また、今回の調整による商品販売構成比変化をシミュレーションした結果、売上への影響は1%程度の見込みになるという。