【株式市場】東京オリンピック好感相場の裾野が広がりストップ高が続出

2013年9月9日 16:17

  9日後場の東京株式市場は、東京オリンピック関連株の人気が裾野を広げる印象となり、東急建設 <1720> が14時前にストップ高、含み資産株の東京ドーム <9681> も後場一段高、五輪開会式で照明に実績のある企業を買収とされるヒビノ <2469> (JQS)もストップ高。並行して放射能除染関連株も再び動意を強め、アタカ大機 <1978> が14時前からストップ高、大林組 <1802> などの微細藻類を活用した道路除染などで人材業務を行なうエスプール <2471> (JQS)もストップ高。日経平均は終値で2営業日ぶりに1万4000円台を回復。アップル社が10日にも新型アイフォーンなどを発表との観測を受け、アイフォーン取り扱いが注目されるNTTドコモ <9437> は堅調続伸。

  東証1部の出来高概算は29億3756万株、売買代金は8月9日以来の2兆円台回復となり2兆1007億円。1部上場1753銘柄のうち、値上がり銘柄数は1624(前引けは1546)銘柄、値下がり銘柄数は94(前引けは149)銘柄。

  また、東証33業種別指数は前場と同様にその他製品1業種を除いて32業種すべて値上がりし、不動産、建設、倉庫・運輸、サービス、鉄鋼、などが高い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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