日経平均は大幅反発、東京五輪開催を受けて不動産や建設株中心に全面高

2013年9月9日 15:04


*15:04JST 日経平均は大幅反発、東京五輪開催を受けて不動産や建設株中心に全面高
日経平均は大幅反発。2020年夏季オリンピックの東京開催決定を受けて、不動産やゼネコン株などを中心に全面高となった。ただし、米国の金融緩和縮小懸念、シリア情勢など外部環境の先行き不透明感が燻る中で、買い一巡後はやや伸び悩む格好にも。

大引けの日経平均は前日比344.42円高の14205.23円となった。東証1部の売買高は29億3756万株、売買代金は2兆1007億円。業種別では、不動産や建設、倉庫・運輸、サービス、鉄鋼、陸運、ガラス・土石、証券、非鉄金属、小売、機械、その他金融などの上昇が目立っていた。一方、その他製品のみが下落した。

個別では、三井不<8801>や三菱地所<8802>、ケネディクス<4321>など不動産株が揃って大幅高となった。また、大成建<1801>をはじめ、大林組<1802>、鹿島<1812>など、ゼネコン株も一斉高。その他、先週末に日経平均への採用が決定した日東電<6988>が急伸。一方、日経平均への採用が見送られた任天堂<7974>が大幅安。また、今期の業績予想を下方修正したSUMCO<3436>がストップ安となった。《OY》

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