概況からBRICsを知ろう~中国本土市場は反発、重要イベントを控えて様子見気分も

2013年9月9日 10:29


*10:29JST 概況からBRICsを知ろう~中国本土市場は反発、重要イベントを控えて様子見気分も
【ブラジル】ボベスパ指数 53749.42 +2.67%
先週末6日のブラジル市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1397.56ポイント高(+2.67%)の53749.42で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは56、値下がり16、変わらず1と買いが優勢。素材を除くすべてのセクターが買われ、中でも石油・ガスや消費者サービスに買いが集中した。

小幅高で寄り付いた後は上げ幅を急速に拡大させ、その後は高値圏でもみ合った。ボベスパ指数はこの日、2011年10月以来の上げ幅を記録。3番目にウエートの高いOGXペトロリオ(OGXP3)の急騰が指数の上昇をけん引した。同社がプットオプションの行使を通じて大株主であるアイケ・バティスタ氏による最大10億米ドル(約1000億円)の資金注入を求めたとの報道が支援材料となった。

【ロシア】MICEX指数 1423.40 +0.07%
6日のロシア市場は小幅に5日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比1.00ポイント高(+0.07%)の1423.40で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり13、値下がり36、変わらず1と売りが優勢となった。

後半に上値を追う展開を示したが、終盤に下げ幅を急速に縮小させた。原油先物の大幅続伸を受け、ウエートの高い資源銘柄に買いが継続。また、8月の米雇用統計が市場予想を下回ったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和の縮小で慎重に対応するとの観測も高まった。

【インド】SENSEX指数 19270.06 +1.53%
6日のインドSENSEX指数は3日続伸。朝方には前日終値を挟んだもみ合いが続いた。米雇用統計の発表を前に警戒感が強まる中、前日までの株価急伸を受けた利益確定売りが相場を圧迫したもよう。ただ、インド準備銀行(中央銀行)のラジャン新総裁が銀行システム不安を取り除くとの期待感は強く、この日も民間銀行を中心に株価が続伸。民間最大手ICICI銀行は一時8%近く急伸し、中盤からの指数上昇をけん引した。

【中国本土】上海総合指数 2139.99 +0.83%
6日の上海総合指数は反発。前場はこう着感の強い値動きに。中国ではこの日、国債先物取引が18年ぶりに再開され、株式市場への影響を警戒する動きが目立った。また、米雇用統計など海外の重要イベントを控えて様子見気分も強かった。ただ、取引終盤に金融や不動産などが買われ、指数の上昇をけん引。中国政府が設立予定の「上海自由貿易試験区」で、人民元の自由交換が認められるとの観測報道が材料視された。《FA》

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