日経平均は大幅反発、不動産関連株を中心に押し目買い意欲が強まる

2013年9月2日 15:05


*15:05JST 日経平均は大幅反発、不動産関連株を中心に押し目買い意欲が強まる
日経平均は大幅反発。欧米株式市場は軟調であったものの、先週末は先物主導で下落した反動もあり、主力株を中心に自律反発狙いの動きが優勢となった。とりわけ、東京オリンピックの開催に期待感が高まる中で、不動産や建設株に押し目買い意欲が強まった。

大引けの日経平均は前日比184.06円高の13572.92円となった。東証1部の売買高は18億5326万株、売買代金は1兆4598億円。業種別では、その他金融や不動産、建設、鉄鋼、倉庫・運輸、証券、パルプ・紙、サービス、医薬品などが上昇。一方、鉱業や海運、精密機械などが軟調だった。

個別では、三井不<8801>や三菱地所<8802>、ケネディクス<4321>など、不動産株が強い動きとなった。また、大成建<1801>や鹿島<1812>など、ゼネコン各社も買い優勢に。その他、アイフル<8515>やアコム<8572>などの上昇が目立っていた。一方、キヤノン<7751>やニコン<7731>、ヤマダ電機<9831>などが軟調だった。《OY》

関連記事

最新記事