28日の中国本土市場概況:3日ぶり反落、シリア情勢の緊迫化などでB株に売りが集中
2013年8月28日 17:03
*17:03JST 28日の中国本土市場概況:3日ぶり反落、シリア情勢の緊迫化などでB株に売りが集中
28日の中国本土市場は3日ぶりの反落。上海総合指数は前日比2.27ポイント安(-0.11%)の2101.30、深セン成分指数は同82.39ポイント安(-0.99%)の8259.38で取引を終えた。上海市場は後半にプラス圏を回復する場面もあったが、終盤に再びマイナス圏に転落した。
外国人向けのB株が急落したことが相場の重し。シリア情勢の緊迫化を受けて、資金の引き揚げが加速しているもようだ。また、東南アジアの金融不安が高まっていることも警戒材料。中国国内では、今日28日に取引再開された中国石油天然気(601857/CH)の大幅下落が指数の足かせとなった。
一方、上海市場の下値は限定的。中国共産党の重要会議である「3中全会(党中央委員会第3回全体会議)」の11月開催が決まったことを受けて、構造改革に対する期待が強まった。また、昨日27日の中央政治局会議では、上海自由貿易試験区の重要性が改めて強調されたことも、関連銘柄の物色材料となった。
セクター別では、港湾や空港、建設などインフラ関連が大幅続伸。上海自由貿易試験区の重要性が改めて強調されたことなどが好感された。また、非鉄金属や軍事技術関連も高い。シリア情勢の緊迫化や商品価格の上昇が支援材料。一方、医薬や通信などが売られた。最近の上昇で高値警戒感が強まった。また、東南アジアの金融不安が当面続くとの観測を受け、証券など金融銘柄も終盤に売られた。《KO》