米国株は方向感喪失で乱高下 高速取引の影響も

2013年8月22日 09:17


*09:17JST 米国株は方向感喪失で乱高下 高速取引の影響も
FOMC議事録(7月30−31日分)公表を機に米国株は乱高下した。日本株に比べて日中の値動きが乏しかったが、量的緩和縮小時期の手掛かりを得られぬまま、アルゴリズム取引(コンピュータによる高速回転売買)による乱高下と伝えられている。元々、膠着感で出来高薄となっていたこと、市場や参加者によって金融政策や中東情勢などの方向感がバラバラなこと、などが条件になったと考えられる。

一般的に、高速売買による収益狙いは下げ相場で発生し易い。ツメを伸ばして買い残が溜まった局面は投売りを誘発し易いためだ。日本株で後場に急落するケースが多いのは、後場にアジア市場の急落が発生し易いためだが、引け後の夕刻(欧州時間)に円高が誘発すれば、との懸念が利用されている面もあると考えられる。夜間取引が定着化してきているが、板はもっと薄く、乱高下し易い。ただ、その割には為替相場は小動きで、通貨と株式先物を組み合わせたCTA(商品取引顧問業者)などの大掛かりな運用攻勢とは異なる。超短期ラリーの積み重ねが地合いを悪化させている面が感じられる。《FA》

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